ナノエッグの2製品選ばれる かわさきものづくりPR製品 独自技術を評価
川崎市が行っている、市内の中小製造業の技術力を広く国内外にPRすることを目的とした「かわさきものづくりPR製品」に、区内菅生の(株)ナノエッグ(大竹秀彦代表取締役社長)の「MARIANNAナノキューブ石鹸」と「ソープディッシュ」が選ばれた。
同事業の選定基準は【1】市内にある企業【2】独自の技術を使った製品【3】一般消費者向けの製品─の3つ。公募で集まった製品を市が選考する。
今回選ばれた(株)ナノエッグは、聖マリアンナ医科大学のベンチャー企業で、スキンケア商品などの開発・販売を行っている。
ナノキューブ石鹸は、同医大との共同研究によって生まれた、肌が本来の美しい姿に戻ろうとする力を引き出す成分「ナノキューブ」が配合されている点が評価された。
ソープディッシュは、(株)ユニオン産業製の「UNI─PELE」というエコ樹脂を使った製品。竹を原料とした、燃やしてもCO2の排出量が少ない環境に優しい素材を使った点が評価された。
同製品の選定は、平成19年度より実施されている「かわさきものづくりPR製品開発等支援事業」の一環。選ばれた製品に対しては、川崎市産業振興財団などと協力をしながらデザインなどの専門家を紹介し企画開発の支援と、東京インターナショナルギフトショーへの出展などで販路開拓の支援が行われる。
(株)ナノエッグの担当者は「自分たちの技術が認められて嬉しい。ソープディッシュは、ユニオン産業さんとの協力で完成したもの。これからも地元川崎の技術を製品に繁栄させていきたい」と語った。
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4月26日
4月19日