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シリーズ【5】NBI(狭帯域光観察) 特殊光で予測する「がん病変」
「ミリ単位のがん病変を見逃さずに早期発見につなげるのが医師の使命」と平島院長。より見逃しのないよう、同院では病変部分を分析できる特殊光を用いた内視鏡検査を行っている。国立がん研究センターで技術修得に励んできた院長。毎月がんをテーマに連載。今月は「特殊光(NBI)」観察について。
食道や喉に光をあてることで、通常の内視鏡だけでは発見しにくい、微細な病変の発見につなげる特殊光。同院では、食道・胃・大腸の表面などを100倍に拡大できる内視鏡と組み合わせて、粘膜の微小な血管や腫瘍の模様や色から総合的に判断。「疑わしい部分などに光をあてることで、模様や血管の走行が強調され、より詳しく観察できます」。悪性度や将来的ながん化の予測につなげている。
「早期の食道がんや胃がん、大腸がんは自覚症状に乏しく、症状が出た場合は、かなり進行した状態である場合が多いです」。高解像度のデジタルハイビジョン内視鏡を取り入れるなど、手遅れにならぬよう、見逃しのない診療を日々心がけている。
【次回は、胃バリウム検査と内視鏡検査の違いについて】
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5月3日
4月26日