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シリーズ【17】 メタボお腹が招く「逆流性食道炎」

公開:2013年5月3日

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平島徹朗 院長国立がん研究センター中央病院内視鏡部などで世界最高水準の内視鏡診断や内視鏡治療を修得。
平島徹朗 院長国立がん研究センター中央病院内視鏡部などで世界最高水準の内視鏡診断や内視鏡治療を修得。

 美味しい料理を食べても毎回「胸やけ」で台無し―。「これは、食物や胃液が戻ってくる逆流性食道炎の症状の一つ。肥満などでお腹や体がたるんでいる方に多い病気です」。こう話すのは、国立がんセンターで内視鏡技術の習得に励んできた平島院長。毎月がんをテーマに連載。今月は「逆流性食道炎」について。

 食道と胃の境目から胃酸や食べ物などが逆流することで胸やけやゲップ、咳や喉の違和感が生じる逆流性食道炎。通常は、横隔膜で引き締められ、逆流することはないのだが、「メタボ体質の方は内臓脂肪が蓄積してしまうため、食道と胃の境目の締まりが悪くなり、逆流してしまうのです」

 その一方、自己診断による「勘違い」も多いのが逆流性食道炎。「長引く咳や喉の違和感から、風邪や呼吸器障害だと判断してしまうのです」。また、食道や胃への刺激が長引くことで、食道がんの引き金になることも否めないという。

 「逆流性食道炎の場合は、刺激によって食道の粘膜などがただれ、赤い筋が入ります」。つまり、実際に食道の表面を診なければ逆流性食道炎か否かわからない。「内視鏡診断をすることによって、がんが見つかるケースもあります」

 そこで同院では、より高精度な診断を追究するため、がんセンターと同式の食道・胃・大腸デジタルハイビジョン内視鏡を導入。病変を100倍に拡大観察する拡大内視鏡も導入し”微小な病変”の発見につなげている。【次回は、結腸がんについて】
 

たまプラーザ南口胃腸内科クリニック

横浜市青葉区新石川3-14-12

TEL:045-914-7666

http://www.tamapla-ichounaika.com/

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