今年、区内で二輪車に絡む交通死亡事故が多発している。宮前警察署によると、11月17日現在で発生した区内の交通事故件数は495件で、昨年10月末時点と比べると71件の減。しかし、事故による死者数は同日現在で8人(7件)と同じ比較で6人増となっている上に、二輪車事故も61件減にもかかわらず、死亡事故7件中6件に二輪車が関係していることから、同署も危機感を強めている。
7件のうち1件は普通乗用車と歩行者によるもの。それ以外は、右折車と対向直進の二輪によるものが3件、路外から出てきた普通乗用車と道路を直進の二輪車の事故を含む出会い頭の衝突が2件、さらに普通乗用車と原付が衝突後、原付が歩行者に衝突した事故(2人死亡)も起きている。
事故原因について同署は、いずれの事故も二輪車または四輪車のスピード超過をまっ先に挙げ、「スピードを抑えていれば、最悪死亡にまで至っていない可能性が高い」と話す。
同署では、注意喚起を促すために、交通死亡事故が発生した場所と状況等を記したチラシを近日中に配布。「特に交差点では減速し、安全確認をしてほしい」と訴えている。
宮前区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|