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がんの原因除去と予防〜胃がん編〜 取材協力/こにしクリニック
胃がんは近年減少傾向にあるものの全国で年間約5万人が亡くなっており、がん死亡原因の第2位となっている。また、塩分過剰摂取やピロリ菌感染と胃がん発生の関連が最近話題だ。区内鷺沼「こにしクリニック」の小西院長にその原因と予防について聞いた。
胃がんの要因は「食」と「菌」
「食生活については塩分の多い食品の摂取や、野菜・果物の摂取不足が指摘されています」と院長。東北地方など塩分摂取量の多い地域に胃がん患者が多いこととも重なっているという。
また、胃に住む細菌としてよく耳にする「ピロリ菌」も胃がん要因のひとつ。幼少期に感染し長年胃の粘膜を荒らして胃炎を引き起こすことで、がん発生のリスクを高めていくという。「日本人の中高年の感染率は非常に高いです。最近の研究では、1度胃がんにかかった患者さんからピロリ菌を除菌すると2度目の胃がん発生を抑制することもわかっています」
早期発見・治療を
胃がんの対策としては、減塩を中心とした食生活を心掛けることとあわせて、「ピロリ菌チェック」と「胃内視鏡検査」が大切。同院では苦痛の少ない内視鏡検査を行うため、鎮静剤を使用して緊張を和らげ、細い内視鏡で検査時の身体への負担を軽減させている。さらに、ガイドラインに沿った内視鏡洗浄器で十分な衛生管理を行っている。また、ピロリ菌感染が確認された場合には除菌治療も可能だ。「経鼻内視鏡も対応できます。胃がんの早期発見・治療のため、40歳を過ぎたら内視鏡検査をおすすめします」
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4月26日
4月19日