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大腸がん予防【2】 検診で大腸が”要精査”となったら 取材協力/こにしクリニック
健康診断や大腸がん検診で「便潜血が陽性」と言われて不安に思っている人も少なくないのでは。「大腸がん症例における便潜血検査による検出感度は80%以上。陽性の場合には内視鏡精密検査を受けましょう」と話す小西院長。しかし、陽性と言われた人の精密検査受診率は70%弱といい、十分ではないのが現状だ。
また、陽性ではなくても油断は禁物。便潜血検査において、大腸がんのもととなる「腺腫性ポリープ」の検出感度はポリープの大きさにもよるが30〜65%だという。「腺腫性ポリープの一部が徐々に大きくなり大腸がんに至ると考えられています。多くの研究で大腸ポリープ切除は大腸がんの発生抑制や死亡抑制につながると報告されています」
大腸がんの罹患は50歳頃から上昇し、高齢になるほど高くなる。このため、大腸がん予防の意味での内視鏡検査は40歳頃から行うことが望ましいという。さらに、胃透視検査で異常が出た場合や、ピロリ菌検査で陽性の場合も胃がんの早期発見のために胃内視鏡検査をしておきたい。
どうせ受けるなら苦痛が少なく、精度が高い内視鏡検査がベスト。同院では鎮静剤を使用して緊張を和らげ、腸管を膨らませる際に炭酸ガスを用いることで検査後のお腹の張りを軽減させている。また、ポリープを100倍近くに拡大観察できる拡大内視鏡や画像強調処理を用いることで見逃しの少なく、診断精度の高い内視鏡検査を実践。日帰りポリープ切除も可能だ。
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4月26日
4月19日