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眼科 水遊び後子供の目が赤いもしかして結膜炎?
暑くなり特に子どもたちはプールや海、公共の水場などで遊ぶ機会が増えると思います。遊んで帰ってきた子どもを見て、もし目が真っ赤になっていたら、結膜炎を疑ってください。
結膜炎になると、白目が赤くなり、目ヤニが出るという症状が出ますが、重要なのは人にうつるものと、うつらないものがあるということです。
うつる結膜炎は、アデノウイルスが原因で、特にのどの痛みや発熱など風邪の症状があり目が赤い場合は、感染性の結膜炎である可能性が高いです。痛みを伴うこともあります。この流行性角結膜炎は、学校保健安全法の学校感染症第三種に指定されておりますので、かかった場合は医師の許可が出るまで学校を休まなければなりません。現状特効薬はなく、目薬によりウイルス感染を抑えながら、自身の免疫力により回復に向かわせる治療法となるので時間がかかり、治癒までには10日から2週間ほど要します。
一方のうつらないタイプの結膜炎は、細菌やアレルギーが原因となります。こちらも痛みのほか、かゆみを伴う場合もあります。目薬による治療で、数日で症状が引きます。
ウイルスかどうかの診断は、「迅速診断キット」を使用することで、眼科で診断が可能です。これは血液を採取しての検査ではなく、目の結膜を綿棒でぬぐって検査するものです。
いずれにしてもまずは予防策として、遊んだ後などはまめに「手をよく洗う」ということを徹底させてください。
また、目が赤くなっていても結膜炎以外の病気の場合もありますし、中には、目の内部の病気のサインの場合もあります。
かかってしまった場合はすぐに薬で抑えることが早期回復につながります。「目が赤いなぁ」と思ったら、まずはすぐに専門医に診てもらうといいでしょう。
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5月3日
4月26日