向ヶ丘遊園駅南口とたまプラーザ駅を結ぶ、バスの新規路線の社会実験が8月1日から始まる。6カ月にわたる実験により、利用者数などを測定。採算性などを検討し、本格運用の有無、運行ダイヤなどを判断する。
社会実験が始まる新規バス路線は、向ヶ丘遊園駅南口から「おし沼」「原ヶ谷」「東名向ヶ丘入口」「犬蔵小学校前」「宮前美しの森公園」などのバス停を通り、たまプラーザ駅に至るルート。途中、新たに「白幡八幡前」(新道)、「犬蔵」(たまプラーザ駅方向新設)、「犬蔵二丁目」のバス停が設けられる。
このエリアは2007年度に区内犬蔵からたまプラーザ駅に抜ける道路が開通し、交通環境が大幅に改善された。それをうけ、区内の白幡地区や向ヶ丘地区、おし沼地区、犬蔵地区の住民らから、生活の利便性向上を目的に、たまプラーザ駅に直通するバス路線の新設を求める声が上がっていた。
社会実験の期間は、8月1日から来年1月31日までの6カ月間。川崎市交通局と東急バス(株)の共同運行により実施する。期間中、たまプラーザ駅のバスターミナルの混雑を考慮し、平日は午前11時から午後4時台の間に8往復16本、土休日は午前10時から午後6時台の間に12往復24本を、いずれも平均40分間隔で運行する。
実験では利用者数等を測定。その結果をうけて採算性を検討し、本格運用の実施の有無、実施の場合の運行ダイヤなどを判断する。
14日に宮前区で説明会
市は、社会実験開始に伴い、7月14日(木)に宮前市民館第4会議室で説明会を開く。午後7時から。
当日は、実験の概要と今後のスケジュールについて説明する。定員70人。
問合せは、市交通政策室【電話】044・200・2034へ。
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