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映画プロデューサー小倉美惠子さん 地域の郷土文化を後世へ 市民団体と協働で上映会

文化

掲載号:2018年2月9日号

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著書『オオカミの護符』を持つ小倉さん
著書『オオカミの護符』を持つ小倉さん

 映画プロデューサーで文筆家の小倉美惠子さん((株)ささらプロダクション代表)=土橋=の川崎市文化賞受賞を記念して、同氏が手掛けた2作の映画上映会が3月4日に行われる。同社と市民館、2つの市民団体の共催。小倉さんは「地域の方たちと協働で郷土文化を広く伝えたい」と話す。

 小倉さんは、古くから地域に伝わる伝統行事や文化、自然と共に生きる人々の姿を映画や書籍、講演を通じて伝える活動を続けている。地域住民と協働での取組は今回がはじめてだ。

 上映されるのは、関東一円に広がるオオカミ信仰などを描いた「オオカミの護符」(2008年公開)と宮前区に古くから伝わる風習や伝統行事を題材とした「うつし世の静寂(しじま)に」(10年公開)の2作。

 小倉さんは「オオカミの護符の公開から10年が経過し、当時取材で出会った方で亡くなられた方もいる。大きなスクリーンでもう一度、伝統を守ってきた人たちの姿を見てほしい」と今回の上映会を企画した。

 協力する市民団体「miyamaeぷらっと」と「花ノ停留所」のメンバーには、若い世代や転入世帯も多い。小倉さんは「宮前区に暮らす新・旧住民が手を携え、企画を持ち寄った。都市化が進み、宮前区の姿も変わってきた中で若い世代が郷土文化を知ることで、今の暮らしを見つめ直すきっかけになれば」と話す。

 上映後には映画に登場する地元の人、宮前区への転入者らを迎えた座談会も行われる。「新・旧住民が繋がることで新しい宮前区の魅力を発見できる場になれば嬉しい」と小倉さん。

 会場は宮前市民館。無料。先着150人(要予約)。10時半開演。申込みは2月15日午前10時から受付開始。問合せは宮前市民館【電話】044・888・3911へ。

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