神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2019年7月12日 エリアトップへ

川崎市 外国人相談窓口を拡充 11言語で対応 7月中めど

社会

公開:2019年7月12日

  • X
  • LINE
  • hatena
外国人相談窓口がある川崎市国際交流センター
外国人相談窓口がある川崎市国際交流センター

 4月に施行された「改正入国管理法」の施行を受け、川崎市は市国際交流センター(中原区)の外国人相談窓口を拡充させる。11言語で対応できるよう整備し、早ければ今月中にも業務が始まる。拡充を巡り、市議会文教委員会では「外国人市民が利用しやすい場所に開設すべき」との声も挙がっている。

 相談窓口は、外国人市民の在留手続きや医療、雇用、子育て、教育などでの困りごとや知りたいことを、相談員が最適な機関につなぐ役割を果たしている。これまで、日本語、英語、中国語、韓国・朝鮮語など、7言語で対応してきたが、国の外国人労働者の受け入れ拡大に伴う措置として、新たにベトナム語、インドネシア語、タイ語、ネパール語でも相談を受け付ける。整備費は国からの全額補助で市は1千万円、運営費は国の半額補助で1850万円を補正予算に計上した。

 市内外国人市民数は、4万3817人(5月31日時点)で3月末から1182人増加した。「改正入国管理法」の影響について市は「現時点では分からない」としている。

 窓口拡充を巡っては5月31日の市議会文教委員会で、出席議員から外国人市民の5割近くが川崎区、幸区に在住している点を指摘。「川崎駅前に相談窓口を開設すべきでは」との意見があった。

 市によると「川崎駅前の新設だと、場所探しにかなりの時間がかかる」と説明。また、同センターの窓口に昨年寄せられた相談約1600件のうち、6割が電話、1割がメールだったとし、まずは既存施設での拡充に理解を求める。一方で市は「今後の相談状況や要望を踏まえ、新たな開設場所もありうる」との可能性を示した。

宮前区版のトップニュース最新6

飛鳥時代の倉庫復元

橘樹官衙遺跡群

飛鳥時代の倉庫復元

「歴史公園」来月オープン

4月26日

多摩川に「モトスマリモ」

国内2例目

多摩川に「モトスマリモ」

河原の石から数年で発生

4月26日

使いやすく大幅増補

川崎市

使いやすく大幅増補

おくやみガイドブック

4月19日

「川崎の町名」改訂版発行

日本地名研究所

「川崎の町名」改訂版発行

新たな「由来」などを反映

4月19日

菅生に大型リユース拠点

菅生に大型リユース拠点

官民連携でごみ削減へ

4月12日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月12日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook