新しいまちづくりの仕組を検討する「希望のシナリオ実現プロジェクト」の今年度第1回目となるミーティングが15日、区役所で開かれた。各市民活動の関係性を視覚化した相関図を基に、活動現場を訪問するツアーを企画。実際の活動を見ることで課題やノウハウ等を共有し、支援体制の検討や新たな取組の創出に繋げていく。
川崎市が3月に策定した「これからのコミュニティ施策の基本的考え方」に基づき進められている同プロジェクト。「市民創発」による暮らしやすい地域の実現に向け、各区の特性に合わせた未来のまちづくりの検討を昨年度から行っている。
宮前区では既に市民活動が活発なことを受け、昨年度は活動の関係性や繋がりを分野別にまとめた相関図を作成。今年度は相関図を基に見学ツアーを企画・実施する。
15日のミーティングには33人が参加。相関図の中から見学したい活動を選び、地域別に分かれて行程を組んだ。参加者は「様々な活動を知ることで思いもよらないアイデアが生まれることもある。すごく楽しみ」と話していた。ツアーは8月〜10月に実施予定だという。
実際に活動現場を訪れることで「こうしたらもっと良くなる」「自分がサポートできることがある」「この活動とあの活動を繋げたら面白そう」など、新たな動きを生み出すことが狙い。また、運営方法や資金面、情報発信といった課題を共有し、必要な支援機能の検討に繋げていくという。
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