神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2020年2月28日 エリアトップへ

東京五輪ボランティア 市民227人が英国支援 キャンプ地・等々力で始動

スポーツ

公開:2020年2月28日

  • X
  • LINE
  • hatena
施設を見学するサポーターら
施設を見学するサポーターら

 東京オリンピック・パラリンピックの英国代表チーム事前キャンプ地になる川崎市で今月、公募で選ばれた市民ボランティア227人が始動。選考後初の研修会が、等々力陸上競技場で開かれた。代表チームを迎える7月に向け、準備を進める。

 ボランティアは「川崎キャンプサポーター」と称し、英国代表チームが利用する練習・宿泊施設の準備運営や警備、受付、通訳などを担う。市内在住または在勤、在学者で18歳以上、などの応募条件で昨年7月に募集。定員の5倍近い1601人から応募があり、市は人柄や語学力などを把握するための面談やグループ討論を行った。

 2月18、24日のサポーター向け研修会では、施設見学や意見交換を実施。陸上競技や女子サッカー、7人制ラグビーの練習施設になる等々力陸上競技場で、活動内容を説明。期間中に選手やチームスタッフからどんな要望があるか、サポーターとして準備することなどを考えるグループ討論も実施した。参加者からは、用具や補助具の英単語やケガや応急処置への知識を備えたいという声が挙がった。このほか、「近隣のコンビニや食事処を聞かれるかも」「聞かれたら応えられるよう川崎の歴史や名所・名産も勉強したい」というおもてなしに関する内容もあった。研修を終えた30代の武田美樹さんは「生まれも育ちも川崎市なので、市民として五輪に関われてうれしい。代表チームに川崎の良いところが伝わるといい」と意気込みを語った。サポーターは3月から複数回、英国オリンピック委員会による英語での研修会を受講する。

落選者集い新団体を発足

 サポーター落選者が多かったことを受け、市は新団体「GOGB! 川崎応援パートナー」を発足。英国応援活動への参加を約1300人の落選者全員に呼び掛けたところ、250人が応えた。今後、7月に行われる聖火リレーや8月のパラ聖火フェスなどの催しに向けて活動していく。

宮前区版のトップニュース最新6

飛鳥時代の倉庫復元

橘樹官衙遺跡群

飛鳥時代の倉庫復元

「歴史公園」来月オープン

4月26日

多摩川に「モトスマリモ」

国内2例目

多摩川に「モトスマリモ」

河原の石から数年で発生

4月26日

使いやすく大幅増補

川崎市

使いやすく大幅増補

おくやみガイドブック

4月19日

「川崎の町名」改訂版発行

日本地名研究所

「川崎の町名」改訂版発行

新たな「由来」などを反映

4月19日

菅生に大型リユース拠点

菅生に大型リユース拠点

官民連携でごみ削減へ

4月12日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月12日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook