神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2021年10月8日 エリアトップへ

宮前区基準地価 全国上回る回復基調 鷺沼再開発に期待感

経済

公開:2021年10月8日

  • X
  • LINE
  • hatena
「鷺沼2丁目2番13」周辺
「鷺沼2丁目2番13」周辺

 宮前区の基準地価(神奈川県発表、7月1日時点)が住宅地で0・1%、商業地では1・3%上昇し、全国を上回った。コロナの影響で伸び率が鈍化した昨年から回復傾向にある。

 住宅地は区内12(継続4)地点中3地点で価格が上昇。平均価格は23万7100円(前年23万6100円)で、平均変動率はプラスに転じて0・1(前年マイナス0・9)になった。

 住宅地の区内最高価格(マンションをのぞく)となったのは「鷺沼2丁目2番13」の36万円。最も伸び率が大きかったのも同所で2・6%の上昇だった。県政策局担当者は「都心に接近しているという優位性や、都心との価格差などから人口増加も堅調に続いている。最寄駅から近い利便性の高い地域や、居住環境の良好な地域を中心に、地価は回復基調にある」としている。

 商業地では4地点中3地点が上昇。平均価格は49万5300円(前年48万8300円)で、平均変動率は1・3%(同0・9%)だった。

 神奈川県から委託を受けて調査にあたった不動産鑑定士によると「駅からの距離で地価に差が出ている。鷺沼再開発に関しては、今はまだ具体的な反映はなく期待値程度の加味だが、プラス方向にどのように動くか見極めていく必要がある」とし、商業地については「武蔵小杉や川崎駅周辺のような高層ビルで容積率の高いエリアと違い、近隣住民が買い物をする『近隣型』で安定している。近接する住宅地に引っ張られて地価が上昇している部分もある」と分析する。

 県の平均変動率は住宅地と商業地でそれぞれマイナス0・2%(マイナス0・9%)/0・8%(0・2%)で、ともに上回った。市では0・6%(マイナス0・1%)/1・4%(1・1%)で、上昇率は小幅となった。

宮前区版のトップニュース最新6

「電子商品券」を導入へ

4月から

「電子商品券」を導入へ

 市、ふるさと納税の返礼品

3月15日

最優秀賞に西野川小

市PTA広報コンクール

最優秀賞に西野川小

紙とデジタルを駆使

3月15日

来館者、節目の5万人

コミュニケーション・プラザ川崎

来館者、節目の5万人

あすから「記念イベント」

3月8日

作品の世界を発信

声優兼バンドの5人

作品の世界を発信

川崎舞台アニメ4月から

3月8日

畳さん、アリーノで個展

小島功さん最後の弟子

畳さん、アリーノで個展

秘蔵の「河童」作品も

3月1日

魅力詰め込み「飛躍(ひやく)祭」

川崎市制100周年

魅力詰め込み「飛躍(ひやく)祭」

SHISHAMO、sumikaがフェス

3月1日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月8日0:00更新

  • 2月23日0:00更新

  • 2月16日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月16日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook