神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2024年2月16日 エリアトップへ

作業所合唱団 ドイツ語で「第九」披露 4年ぶりコンサート

コミュニティ社会

公開:2024年2月16日

  • X
  • LINE
  • hatena
障害者とソリストたちが共演
障害者とソリストたちが共演

 4年ぶりに「作業所合唱団」の歌声が戻ってきた―。第21回しあわせを呼ぶコンサートが2月7日、宮前市民館大ホールで開催された。区内11カ所の障害者施設、作業所の利用者たちがベートーベンの「第九」をドイツ語で歌い上げた。

 区の主催で21回目。宮前障がい者施設・作業所等連絡会の利用者39人をはじめ、混声合唱団「樹林」の32人とゲストとして招かれたソリスト4人の75人が共演。交響曲第9番の第4楽章「歓喜の歌」のほか、「365日の紙飛行機」と「Believe」を披露した。

 「『第九』を原語で歌いたい」という障害者の願いから始まったコンサートは、区内在住の音楽家や福祉施設関係者の協力で20回以上続けられてきた。

「ブラボー」

 4年ぶりの開催にあたり、音楽家の寺澤直樹さんらが施設を巡回して合唱を指導。出演者は、作業中も曲を流してメロディーや歌詞を覚えてきた。歌い終わると、会場からは大きな拍手と「ブラボー」の大歓声が上がった。

 その他、ゲスト歌手によるオペラ曲を披露するステージや客席合唱ステージも実施。会場のロビーでは、施設や作業所で製作された物品などが販売された。

 同実行委員長の大石修治さんは「まさにインクルーシブ(共生社会)なコンサート。宮前区の宝として今後も続けていきたい」と話した。

物品を販売した会場ロビー
物品を販売した会場ロビー

宮前区版のトップニュース最新6

飛鳥時代の倉庫復元

橘樹官衙遺跡群

飛鳥時代の倉庫復元

「歴史公園」来月オープン

4月26日

多摩川に「モトスマリモ」

国内2例目

多摩川に「モトスマリモ」

河原の石から数年で発生

4月26日

使いやすく大幅増補

川崎市

使いやすく大幅増補

おくやみガイドブック

4月19日

「川崎の町名」改訂版発行

日本地名研究所

「川崎の町名」改訂版発行

新たな「由来」などを反映

4月19日

菅生に大型リユース拠点

菅生に大型リユース拠点

官民連携でごみ削減へ

4月12日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月12日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook