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4年ぶりに「作業所合唱団」の歌声が戻ってきた―。第21回しあわせを呼ぶコンサートが2月7日、宮前市民館大ホールで開催された。区内11カ所の障害者施設、作業所の利用者たちがベートーベンの「第九」をドイツ語で歌い上げた。
区の主催で21回目。宮前障がい者施設・作業所等連絡会の利用者39人をはじめ、混声合唱団「樹林」の32人とゲストとして招かれたソリスト4人の75人が共演。交響曲第9番の第4楽章「歓喜の歌」のほか、「365日の紙飛行機」と「Believe」を披露した。
「『第九』を原語で歌いたい」という障害者の願いから始まったコンサートは、区内在住の音楽家や福祉施設関係者の協力で20回以上続けられてきた。
「ブラボー」
4年ぶりの開催にあたり、音楽家の寺澤直樹さんらが施設を巡回して合唱を指導。出演者は、作業中も曲を流してメロディーや歌詞を覚えてきた。歌い終わると、会場からは大きな拍手と「ブラボー」の大歓声が上がった。
その他、ゲスト歌手によるオペラ曲を披露するステージや客席合唱ステージも実施。会場のロビーでは、施設や作業所で製作された物品などが販売された。
同実行委員長の大石修治さんは「まさにインクルーシブ(共生社会)なコンサート。宮前区の宝として今後も続けていきたい」と話した。
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