神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2011年9月9日 エリアトップへ

市消防局 「救急車の適正利用を」 上半期の出場件数、昨年比1518件増

公開:2011年9月9日

  • LINE
  • hatena
119番を受ける司令室
119番を受ける司令室

 市内の救急車の出場件数が増加している。今年上半期(1月〜6月)では、昨年比プラス1518件の29734件。市消防局では救急の日にあわせて、救急車の適正利用を呼びかけている。

◆◆◆

 市消防局がまとめた平成23年上半期の救急車の出場件数は、昨年比1518件増の29734件となった。これは、8分46秒に1回出場しているペース。そのうち、救急を必要としない”軽症”が約6割を占めるという。さらに「TVが故障したから直しに来てほしい」「市営の駐車場が施錠されてしまい車が出せない」など悪質な119番通報もあるという。

 現在川崎市にある救急車は25台。不適正利用など救急車の出場が重なった場合、現場から離れた消防署から出場するため到着時間が遅れ、一刻を争う命が助からない懸念もあるという。また、市消防局が昨年受けた119番通報8万3083件のうち、3万531件が携帯電話からで、通報者が住所を把握していないため現場を特定できず遅れてしまうケースも多く、新たな課題も生じている。

 これまで市消防局では、救急車の適正利用を呼びかけようと、区役所や病院などにチラシやポスターを配布したり、町内会や市民団体向けの救急講習の中でPRしてきた。消防の日を前に改めて、市消防局では「緊急性が低いと判断した場合は、川崎市救急医療情報センター(【電話】044・222・1919)へ問い合わせてほしい」と話している。
 

宮前区版のトップニュース最新6

飛鳥時代の倉庫復元

橘樹官衙遺跡群

飛鳥時代の倉庫復元

「歴史公園」来月オープン

4月26日

多摩川に「モトスマリモ」

国内2例目

多摩川に「モトスマリモ」

河原の石から数年で発生

4月26日

使いやすく大幅増補

川崎市

使いやすく大幅増補

おくやみガイドブック

4月19日

「川崎の町名」改訂版発行

日本地名研究所

「川崎の町名」改訂版発行

新たな「由来」などを反映

4月19日

菅生に大型リユース拠点

菅生に大型リユース拠点

官民連携でごみ削減へ

4月12日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月12日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook