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脳神経外科 目の見え方の異常と脳の病気に関係はある?
目の症状のうち脳と関係があるものは、目からの情報を伝える機能や眼球を動かす機能の異常が考えられます。
ものが二重に見える複視は、脳腫瘍、脳出血などにより脳圧が高くなり目を動かす神経が麻痺した可能性があります。また、脳動脈瘤が大きくなると目を動かす神経を圧迫することがあり、くも膜下出血の危険性が高いといえます。
視野の外側が欠ける場合を両耳側半盲といいますが、下垂体腫瘍が視神経を圧迫しているかもしれません。どちらの目の視野も同じ側が欠ける場合を同名半盲といいますが、後頭葉などに病気があるかもしれません。視野の中にギザギザ光が見えたり一部が見えなくなったりすることを閃輝暗点といい片頭痛の前兆です。しかし一過性脳虚血発作や脳腫瘍、血管奇形による可能性も考えられます。
一時的に片目が急に見えなくなることを一過性黒内障といいます。頸動脈にできた血栓が眼動脈などに飛んで一時的に詰まった可能性があり、脳梗塞の危険性が高いといえます。
いずれの場合も、念のため一度脳の検査を受けておくことをおすすめします。
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4月26日
4月19日