川崎北高野球部 頂きめざす公立の雄 あす14日に初戦
8日に開幕した夏の全国高校野球選手権神奈川大会。区内有馬の県立川崎北高校(小林和幸校長)はあす14日に初戦を迎える。公立では唯一の第2シード。活躍が期待される主将とエースに意気込みを聞いた。
「目標は甲子園優勝」。そう言い切るのは主将で4番も務める荒井典裕君(3年)。チームは春の県大会でベスト8に入り、夏の第2シードを手に入れたが、準々決勝(対横浜戦)でサヨナラ負けした悔しさをバネに練習を重ねてきた。「走り込みを強化して精神面を鍛え、自分自身を追い込んできた」と荒井君。機動力を活かした多彩な攻撃がチームの特長。4番としても「大事な場面での勝負強い打撃を目指したい」と語る。
一方、エースの千葉竜太郎君は右横手投げから繰り出す変化球で打者のタイミングをずらす投球が持ち味。大黒柱として「全試合、先発完投をめざしたい」と意気込む。保護者の支えはもちろん、練習にOBも駆けつけ、後輩たちにエールを送る。初戦はあす14日、相模原球場の第1試合。相手は山手学院と湘南の勝者。春敗れた横浜とは準々決勝で対戦する。
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4月26日
4月19日