神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2014年5月9日 エリアトップへ

川崎市 普通ごみ、10.7%減量 収集週2回への変更で

公開:2014年5月9日

  • LINE
  • hatena

 川崎市では、昨年9月から今年3月までの普通ごみの収集量が、前年同時期と比べ10・7%、約1万6千トン少ない13万6811トンになったと発表した。また、ミックスペーパーなどの資源物の収集量は増えており、分別化も進んでいる。

 循環型社会の構築をめざし、市は昨年9月から普通ゴミの収集回数を週3回から2回に変更し、資源物であるミックスペーパーとプラスチック製容器包装の分別収集を全市に拡大した。その結果、昨年9月から今年3月までの普通ごみの収集量は、前年同時期の15万3171トンよりも1万6360トン少ない、13万6811トンとなった。

 また、ミックスペーパーは同期比2478トン増の8706トン、プラスチック製容器包装は同期比5070トン増の7251トンとなり、資源物の分別化も進んでいる。普通ごみを合わせた全ての収集量でも、同期比8812トンの減量となった。

 市環境局では「普通ごみ1万6千トンの減量は25mプール約25杯分に相当し、当初の想定以上。これは市民の意識の高さと努力による結果で、ご協力に感謝したい」と話している。ただ、他都市では市民の関心が薄れるにつれリバウンドしてしまうケースもあるといい、同局では「継続し定着させられるよう努めていきたい」としている。

3施設体制に移行へ

 現在、川崎市のごみ処理センターは、浮島・堤根・橘・王禅寺に4施設ある。しかし、施設の老朽化が進んでいることと、安定的な運用を進めるためにも橘処理センターの稼働を2015年度中に休止し、3施設体制に移行する予定。

 これにより、温室効果ガスのCO2を年間約3・6万トン削減させるとともに、建設工事や維持管理など40年間で約720億円かかると試算している経費の削減にもつなげていくという。

宮前区版のトップニュース最新6

飛鳥時代の倉庫復元

橘樹官衙遺跡群

飛鳥時代の倉庫復元

「歴史公園」来月オープン

4月26日

多摩川に「モトスマリモ」

国内2例目

多摩川に「モトスマリモ」

河原の石から数年で発生

4月26日

使いやすく大幅増補

川崎市

使いやすく大幅増補

おくやみガイドブック

4月19日

「川崎の町名」改訂版発行

日本地名研究所

「川崎の町名」改訂版発行

新たな「由来」などを反映

4月19日

菅生に大型リユース拠点

菅生に大型リユース拠点

官民連携でごみ削減へ

4月12日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月12日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月30日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook