神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2015年2月27日 エリアトップへ

(PR)

地域医療への取組みを紐解く 第10回 患者の協力が「安心の医療」につながる 聖マリアンナ医科大学病院

公開:2015年2月27日

  • LINE
  • hatena
医療安全管理室の清水弘之室長(上段中心)と竜トシ子副部長(上段左)とスタッフら
医療安全管理室の清水弘之室長(上段中心)と竜トシ子副部長(上段左)とスタッフら

 聖マリアンナ医科大学病院(区内菅生)が目指す『地域に根差した医療』への取組みを紐解いていく。

 今回は「医療安全管理室」について。医療事故の発生・再発を防ぎ、質の高い医療を提供するための環境整備をおこなう同管理室。定期的な研修の実施や、各部署からの報告を基にマニュアルを作成し、遵守されているかの確認・指導などでリスク管理に務める。

 医療事故の事例で特に多いのが、転倒による骨折や薬剤関係の事故だという。清水弘之室長は「これらの医療事故は医療従事者だけでは防ぎきれないのが現状です。患者様ご自身とご家族の協力が必要」と話す。

 例えば、転倒防止に関しては、入院時の履き物はスリッパを避け、かかとのある靴を選ぶ、家で転倒したことがある人はその旨を主治医に伝えるなど、些細なことが事故防止につながる。

 また、薬剤関係の事故において最も恐いのが薬の取り違え。処方箋を受けとった際に医療者と一緒に患者自身も内容の確認をすることが大切だという。清水室長は「医師が診察の度に患者様のお名前を確認するのは取り違えが起こらないようにするためです。診察の際、お名前を名乗っていただくことも医療事故の防止やスムーズな診察につながります」と話す。受診の際にあらかじめ気になる症状をメモしたり、医師の説明を記録しておくのもおすすめだという。

 医師や放射線技師、薬剤師、看護師など職種間で連携をとりながらリスク管理を進める同管理室では、『チーム医療』を目指している。「患者様もご家族もチームの一員。安全で安心な医療の提供のためにもぜひ、協力をお願いします」

 ■同医大病院医療安全管理室―【電話】044・977・8111(内線6484)

聖マリアンナ医科大学病院

川崎市宮前区菅生2-16-1

TEL:044-977-8111

http://www.marianna-u.ac.jp/hospital/

宮前区版のピックアップ(PR)最新6

「稲」の逸品で特別な連休を

ゴールデンウィークは「食の主役」に

「稲」の逸品で特別な連休を

食卓華やぐ「お持ち帰りメニュー」

4月26日

漢方でもっと元気に

大塚嘉之先生の若旦那の漢方道

漢方でもっと元気に

Vol.126 血と精神不安

4月26日

糸切り歯の生える方向に注意

噛み合わせに影響を及ぼす

糸切り歯の生える方向に注意

8〜9歳頃には一度レントゲンで確認

4月26日

ご近所で新たな出会い「向丘つながるサンデー2024」

ご近所で新たな出会い「向丘つながるサンデー2024」

5月12日(日) 午前10時〜午後2時

4月26日

美人局やロマンス詐欺被害を防ぐ

『NPO法人 宮前かぐやの里』だより㉒

美人局やロマンス詐欺被害を防ぐ

4月26日

かわさき こどもタウンニュース

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook