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歯科 フッ化物はむし歯の予防に有効ですか?
実は、歯はお口の中で溶けたり固まったりを繰り返しているんです。歯の成分はむし歯菌が出す酸などで溶け出しますが、溶け出した成分を唾液が補填してくれるのです。それを脱灰(溶ける)と再石灰化(固まる)と呼びます。
しかし、そのバランスが崩れて脱灰の量が増えるとやがて歯の表面に穴が開くとむし歯と呼ばれるようになります。バランスが崩れる理由には、むし歯菌の増加、砂糖など糖類の摂取の仕方などが挙げられます。
多くの歯みがき粉に含まれるフッ化物は、歯の再石灰化の作用を補助してくれる役割があり、大人、子どもともにむし歯予防に有効です。最近は歯科医院で塗るフッ化物に保険が広く適応されるようになってきました。フッ化物の活躍が目立ってくると歯の表面は固くなりますが歯の中の方でむし歯が広がってしまうケースが見られます。脱灰の量を増やさない事、定期的な歯科検診は必要ですね。
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5月3日
4月26日