日帰り手術が一般的になってきているため簡単というイメージを持つ人も多いかもしれません。確かに手術時間は10分〜20分程度です。しかし、簡単な手術ではありません。角膜または強角膜をメスで切開し、濁った水晶体を取り除いて、人工の水晶体(眼内レンズ)を挿入するという非常に繊細な手術です。安全性と正確さが求められる手術なので、熟練した医師が行うのが肝要です。手術後1週間以内は目に細菌が入らないように注意が必要ですが、手術後1週間以降は普通の生活に戻れます。視力の回復は人それぞれ目の状態により異なります。