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横田雅史さんに聞く 自覚症状が出にくい生活習慣病に注意 『田園都市クリニック』院長
―具体的に生活習慣病とはどのような病気ですか
横田―生活習慣病は、食生活や運動習慣ほか、休養不足、喫煙、飲酒、ストレス等の生活習慣で引き起こされる病気の総称です。具体例として糖尿病や高血圧、高脂血症、肥満、肝臓病があります。
―それらの注意点は
横田―いずれも血管の老化(=動脈硬化)を促進し心筋梗塞、脳卒中、腎不全、肝不全等を引き起こします。特に糖尿病や高血圧、高脂血症等自体は進行しないと自覚症状が出にくいため、早期に発見することが重要です。
―放っておくと危険?
横田―特に糖尿病は厚労省の調査で国内患者数が1千万人以上いると推定され、食事事情も変化している今、その数は年々増加しています。血糖自体は体のエネルギー源ですが、必要以上に高いと、活性酸素などの有害物質が多くなり、体の組織、特に全身の血管を傷めるなど恐ろしいことになります。ぜひ、定期的な健診を心掛けるようにしてほしいと思います。
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5月3日
4月26日