神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2020年4月3日 エリアトップへ

市立学校 入学式 来週実施へ 授業再開は検討続く

社会

公開:2020年4月3日

  • X
  • LINE
  • hatena

 川崎市教育委員会は、政府の新型コロナ対策専門家会議からの提言(3月19日付)を受け、市立学校の入学式について平常どおり行うと先月、発表した。一方、授業再開については専門家会議の見解や、文部科学省からの指針を受けて最終決定するとし、3月31日時点で授業開始について未定のままだ。「予定どおり実施できるよう準備していく」としている。            (31日起稿)

 市教委は市立小学校と中学校、特別支援学校の入学式を4月6日、市立高校を翌7日に実施する予定だ。ただし感染拡大を防ぐために、入学式ではいすの間隔を空け、式の時間を短縮するなど対策を講じる。在校生は原則参加せず、来賓の参列も見合され、新入学生と保護者のみで行われる。

授業再開、時短や2週間延長も検討

 一方、授業再開については文科省からの通知などを受けて決定する方針だ。「教室の換気、マスク着用など感染防止に努めながら、初日から平常どおりに再開したい」としながらも、開始日を2週間ほど遅らせる案や、授業時間を短くすることも想定しているという。「児童、生徒、教員がみんなで顔を合わせて新学期をスタートさせたいが、市内・県内の状況や政府の専門家会議の見解、文科省の指導内容などを考慮して早急に決定したい」としている。

「学習遅れ」不安も

 一斉休校と春休みを合わせ、1カ月以上続いている。川崎市PTA連絡協議会の舘勇紀会長は「突然の休校以降、授業が行われず、保護者からは学習の遅れを心配する声も挙がっている。遅れを取り戻すために、補習などしてもらえればありがたい」と話している。

 市教委によると、一斉休校で減った授業数の穴埋めは現時点で予定していないという。「今後のスケジュールも変わる可能性がある。補習できる状況になるか見当がつかないが、子どもたちの状況を見ながら最適な学習指導ができるように努めたい」としている。

宮前区版のトップニュース最新6

飛鳥時代の倉庫復元

橘樹官衙遺跡群

飛鳥時代の倉庫復元

「歴史公園」来月オープン

4月26日

多摩川に「モトスマリモ」

国内2例目

多摩川に「モトスマリモ」

河原の石から数年で発生

4月26日

使いやすく大幅増補

川崎市

使いやすく大幅増補

おくやみガイドブック

4月19日

「川崎の町名」改訂版発行

日本地名研究所

「川崎の町名」改訂版発行

新たな「由来」などを反映

4月19日

菅生に大型リユース拠点

菅生に大型リユース拠点

官民連携でごみ削減へ

4月12日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月12日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月30日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook