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ゆりかご幼稚園 認定こども園のパイオニア （後編）教育は人なり
園内に飾られている権田修一選手の写真＝同園提供
健爽学園ゆりかご幼稚園（荒井利夫園長＝犬蔵）は、保育園と幼稚園との機構をもっており、就労にある女性の子育て支援が可能。４月、５月の臨時休園中も職場を離れられない親の子を受け入れたという「認定こども園のパイオニア」だ。
園長は人間学である心理学の博士課程を修了し、副園長は文学を、後継者は専任医師であり、人体の機構、疾病について模型を用いて年長児に指導。園児の小さな成長に気づいて「すごーい、よかったね、うれしいね」などの声がけを大切にしている。「天才にはなれずとも準天才にはなれる」を命題に早期教育に取り組み、カナダ人教師による「英語学習」や小学校でのプログラミング教育を見据えた「ＡＩロボット」の導入など、先進教育にも力を注ぐ。
サッカー日本代表輩出
スポーツ分野でも、その教育理論がいかされている。なわとびダブルダッチ世界記録保持者・安藤信義選手や、サッカー日本代表のゴールキーパー・権田修一選手は卒園生。ゆりかごＦＣは神奈川県と川崎市の交流大会で37連勝の偉業を遂げた強豪チームだ。
「教育は人なり」。幼き日にぜひ出会ってほしい教諭保育士がラインアップされている。
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