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4月26日
宮前区は11月3日、市民活動支援の仕組みを考える「ラウンドテーブル」のキックオフイベントを開催。地域活動を行う区民らが3グループに分かれ、机を囲んで地域課題の解決に向けたアイデアを出し合った。今後はそれぞれのプロジェクトを試行、検証し、仕組み作りを進めていく。
地域における市民活動の現状を把握しようと、区は参加者を募り、2018から19年度にかけて、市民と区内の活動を相関図やマップにまとめ、現地ツアーを実施。地域の課題解決や、地域活動をより豊かにする仕組みを検討してきた。
昨年3月にはアイデアなどを募る取り組みを予定していたが、コロナ禍で中止に。この度、区民や地域の企業、区役所のさまざまな部署職員ら約30人が集まり再始動し、これまでの取り組みを振り返り、プロジェクトごとにテーブルに分かれ宮前区ならではの「しくみ」のアイデア出しを行った。
プロジェクトは【1】公園×マルシェで『拡大まちかどシェア』【2】シニアが気軽に立ち寄れる場(宮前区版道の駅?)をつくってみよう!【3】民間が保有する地域の場と地域活動をマッチングしよう!-の3テーマ。【3】のテーブルでは、9月に梶ヶ谷のコジマ×ビックカメラで開催されたコジマルシェを踏まえ「コジマ側がかなり協力してくれたが、どこかに負担がかかり過ぎないようにした方が良い」などの案があがった。【1】では、「記録写真係や声掛け係などのマンパワー不足」などの課題に対し、同席した人が「自分ができる」と挙手する場面もみられ、12月にマルシェを開催することも決まった。中心となったまちかどシェアを主催する浅野真紀さんは「町会活動と市民活動を協力する可能性に共感も得られた。想像の上をいく発想や人材も出てきた」と振り返る。
参加者は1月までにそれぞれのプロジェクトを試行するため、テーブルごとに日程などを調整。3月までに検証して仕組みをまとめる予定だ。
区担当者は「議論が活発で協力者が多く、宮前区民の力を感じた」と今後の取り組みに期待を寄せている。
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4月26日
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