福田紀彦川崎市長に新春インタビューを行った。子育て支援やまちづくりについて方向性を示す一方で、消費増税やふるさと納税など国の施策に対して提言を述べた。(聞き手/本紙川崎支社長・有賀友彦)
――今年は横浜や東京でラグビーワールドカップ、来年は東京オリンピック・パラリンピックが控えています。宿泊や観光資源などインバウンド(訪日外国人)に対する具体策を教えてください。
「羽田空港が国際化により10年前と比べて役割が非常に大きくなる中、川崎駅は京急で12分と好立地なのもあり、外国人観光客は増加傾向です。市内のホテルもここ数年増加しており、川崎駅西口では来年の開業に向けて約300室の大型ホテルの建設が進められています。市北部でも外国人観光客は増え、藤子・F・不二雄ミュージアムでは当初は約5%だった外国人比率が、今では約20%にもなっています。アジア、欧米などの方々が興味を持つ市の観光資源をSNSで発信するなど、効果的な広報活動を心掛けていきます」
【次号1月4日号に続く】
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