神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
町田版 公開:2020年2月27日 エリアトップへ

和光大学菅野ゼミ 全国大会で2年連続受賞 児童虐待防止に係る啓発活動に高い評価

経済

公開:2020年2月27日

  • X
  • LINE
  • hatena
代表として壇上に上がった学生7人と菅野准教授(写真中央)
代表として壇上に上がった学生7人と菅野准教授(写真中央)

 和光大学現代人間学部心理教育学科の菅野恵(かんのけい)准教授が指導教員を務めるゼミが2月16日、国立オリンピック記念青少年総合センターで開かれた「2019年度学生によるオレンジリボン運動全国大会」に出場し、18年度に続き敢闘賞を受賞した。菅野准教授は「学生たちは、緊張していたが、堂々と発表でき、本当によくやった」とコメントした。

 同運動は2012年度に厚生労働省が試行的にはじめたもので、15年度からはNPO法人児童虐待防止全国ネットワークが引き継ぎ毎年主催している。近い将来、親になる若者たちが児童虐待防止の啓発運動に携わることで、児童虐待問題に関心を高め、虐待防止につなげていくことを目的としている。

 当日は全国にある大学、専門学校など約60校から挙げられた運動報告事例から一次審査を通過した6校が壇上に上がり発表を行った。

 菅野ゼミは昨年度から、構内の図書館の展示スペースを活用して啓発活動を実施。虐待をテーマにした本にお手製のポップを作成し、本の紹介と展示を行っている。今年度は公立図書館の協力を得て地域へとその活動の幅を広げ、展示スペースで児童虐待の関連本をポップで紹介するのとあわせて、特別貸し出しスペースに、その本を飾ってもらったという。

 代表を務めた石川愁さん(3年生)は「予行練習などにかけた時間も少なかった中での受賞でした。それなりに良いものを出せたのかなぁとホッとしました」と話した。

 ※オレンジリボン運動とは2014年に栃木県で起きた児童虐待事件を機に、子ども虐待防止を目指して始まった運動。オレンジリボンは児童虐待防止運動のシンボル。
 

町田版のトップニュース最新6

青色で「自閉症理解」周知

青色で「自閉症理解」周知

福祉関係者ら4月に企画

3月28日

「卵子凍結」助成を継続

東京都

「卵子凍結」助成を継続

昨秋、開始 28年度までに

3月28日

「認知症考える場」拡大に力

金井の薬剤師井上さん

「認知症考える場」拡大に力

交流スポット開設 映画も

3月21日

近隣団体と盛り上げ 評価

山崎団地名店会

近隣団体と盛り上げ 評価

「模範として」特別賞 

3月21日

「木曽団地―市民病院」に新道

「木曽団地―市民病院」に新道

23日 混雑緩和などに期待

3月14日

皇室ゆかりの金属使用か

中町のデゴイチ

皇室ゆかりの金属使用か

記録簿を発見 「可能性ある」

3月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

町田版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook