まちだのうちわで五輪を応援しよう――東京2020オリンピック自転車競技ロードレース実行委員会が、7月24日(土)・25日(日)に町田を通過する同競技の応援イベントの一環としてうちわを制作。サレジオ工業高等専門学校(小山ヶ丘)デザイン学科の4年生がデザインを担当した。
同実行委員会の事務局を務める町田市観光コンベンション協会のスタッフが7月15日に学校を訪れ、採用された4作品の生徒をはじめ、クラス全員に感謝状と記念品を贈った。「優秀な作品が多く、採用作品を選ぶのには苦労しました。選んだ4作品は躍動感のあるデザインが光った」と協会スタッフは感想を述べた。
個性豊かな4作品
採用された4作品の生徒に、それぞれのデザインへの思いを聞いた。写真上左から今村杏さん「声に出して応援できない状況の中、応援の声をうちわに反映させた」、中釡はるひさん「扇子のような和柄風がテーマ。チェーンには町田の文字も入れました」、栂瀬美玲さん「カワセミとサルビアのカラーを使い、速さを感じさせることをイメージした」、北村学大さん「色でさわやかさを表現し、町田を自転車で駆け抜けていく感じを取り入れた」と話した。平面コースを担当する川崎紀弘准教授は「町田や自転車競技という点をしっかり調査し、背景を踏まえた上でうまくデザインに活かしている」と褒めたたえた。
うちわは3万枚(各7500枚)つくり、JRと小田急線の町田駅、京王線多摩境駅等で配布している。「残念ながら当日に沿道で応援することはできないが、うちわを手にしながらテレビの前で声援を贈ってもらえたら」と同協会スタッフ。
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