神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
町田版 公開:2023年10月12日 エリアトップへ

町田出身大迫さん 五輪マラソン選考会へ 15日 父「笑顔でゴールを」

スポーツ

公開:2023年10月12日

  • LINE
  • hatena
相模原市にある自身の会社(有限会社キュート)で、コンピュータソフトウェアの企画・開発やHP制作にあたっているという猛さん
相模原市にある自身の会社(有限会社キュート)で、コンピュータソフトウェアの企画・開発やHP制作にあたっているという猛さん

 町田市出身の大迫傑さんが15日(日)、来年行われるパリ五輪・マラソン日本代表選手の選考会となるレースに挑む。父親の猛さんは「ゴールで傑の笑顔を見ることができればそれで充分」と話している。

 大迫さんが挑むのは規定の順位や記録などを突破した選手が集まる「マラソングランドチャンピオンシップ」(MGC)。国立競技場を発着に行われ、そのレースで2位以内に入るとパリ五輪のマラソン日本代表が内定する。大迫さんが今回のレースへの出場権を獲得した記録、2時間6分13秒(2023年東京マラソン)は出場選手中、2番目で、有力選手として名前が挙がっている。

 猛さんは「このレースで目指すものが何であるかは分からないが、傑にとって今後の成長につながる結果になるのであれば、私は満足。笑顔でゴールする姿を見たい」と微笑む。

「痛い所ない?」

 出身校である金井中学校時代から、長距離選手として活躍をみせていた大迫さん。しかし、親子間で陸上競技に関する話をすることはこれまでほとんどなかったという。

 20年に当時の日本記録、2時間5分29秒をマークし、その翌年に開催された東京五輪では6位入賞を果たすなど、日本長距離界を引っ張ってきた大迫さんに対して、猛さんから声をかけるのは毎回、レース後の「痛いところはないの」という言葉。「プロスポーツ選手に聞くことではないと思いつつ、それはどうしても聞いてしまう」と猛さん。今回のレースで五輪出場が決定したとしても、競技に関する話はしないと思う。ただ、『おめでとう』と伝えるだけではないかな」

 大迫さんの出場するMGC・男子マラソンは15日、午前8時号砲。テレビ放映やラジオ放送がある。

町田版のトップニュース最新6

デジタル化の取組、大賞

町田市

デジタル化の取組、大賞

市民らの手間削減で評価

12月7日

町田の銭湯文化守る

町田の銭湯文化守る

唯一の公衆浴場 奮闘中

12月7日

小山田で「不登校」支援開始

市内大学生

小山田で「不登校」支援開始

来月、居場所となる催し

11月30日

ふるさと活性化に着手

小山田大龍地区

ふるさと活性化に着手

資源見直し、「まず住民間から」

11月30日

「カード」で坂の多さ 魅力に

玉川学園エリア住民

「カード」で坂の多さ 魅力に

今月 イラスト付き発行

11月23日

学生らの「経費」補助

法大同窓会団体

学生らの「経費」補助

ボラグループなどに来年

11月23日

あっとほーむデスク

  • 11月23日0:00更新

  • 11月16日0:00更新

  • 11月9日0:00更新

町田版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

町田版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2023年12月7日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook