大和版 掲載号:2020年3月27日号 エリアトップへ

SDGsと自治体つなぐ 元大和市職員・高木超さん初の著書

社会

掲載号:2020年3月27日号

  • LINE
  • hatena
著書を持つ高木超さん。名前「超(こすも)」の由来は「コスモポリタン(地球人)」。「世界を股にかけて活躍する人になってほしいと、昭和の終わりに両親が名付けてくれました」
著書を持つ高木超さん。名前「超(こすも)」の由来は「コスモポリタン(地球人)」。「世界を股にかけて活躍する人になってほしいと、昭和の終わりに両親が名付けてくれました」

 元大和市職員で慶應義塾大学特任助教授の高木超さん(33)による初の著書『SDGs×自治体 実践ガイドブック』(学芸出版社)が3月に発売された。自治体職員がSDGsを活用するための方策をまとめた「教科書」となる一冊だ。

「縦割り」打破も

 SDGsとは2015年に国連で採択された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標。日本では17年に地方公共団体でのSDGs推進が閣議決定され、積極的に取り組む「SDGs未来都市」として、県内では県、横浜市、鎌倉市、川崎市、小田原市の5自治体が選定されている。

 本書ではSDGsの基礎知識からワークショップの実践例まで詳細に紹介。高木さんは「SDGsの根本的な考え方は『誰ひとり取り残さない』で、自治体のそれそのもの。しかし多くの自治体では、事業をSDGsの目標に当てはめるだけで満足してしまっている」と課題を挙げる。本書を通じ政策を見直す軸としてSDGsを捉えることで、縦割り行政を打破し、発想の転換も期待できるという。

一念発起し渡米

 高木さんは東京都出身。13歳の頃、サッカー留学で訪問したブラジル・リオの治安の悪さに驚き、自治体の大切さを知り公務員を志した。大学では国際政治経済を専攻。卒業後はNPOを経て、2012年に大和市役所へ。在職中は市民協働、基地対策等を担当した。「外国人の方が多いことを魅力に感じ大和市を志望した。市職員として学んだ多角的な物事の捉え方は、今の私を支える大きな財産」と話す。

 2017年、「自治体職員経験のあるSDGsの専門家が必要になるはず」と退職し一念発起、渡米。国連訓練調査研究所とクレアモント大学院大学が共催する「SDGsと評価に関するリーダーシップ研修」を日本人で初めて修了した。現在は慶大助教のほか、ミレニアム世代がSDGsに取り組む団体「SDGs─SWY」共同代表や鎌倉市SDG推進アドバイザーも務めている。

 元市職員としての経験を生かし、現場の職員に寄り添った活動をしていきたいと語る高木さん。「公務員はミスが許されず、新たな事に挑戦しにくいのは事実。SDGsは身近なところから取り組めるということを、分かりやすく伝えていきたい」と展望を語った。

 Amazonでも購入可能。2200円+税

大和版のローカルニュース最新6

不安を乗り越え本番へ

聖セシリア女子中学校・高等学校

不安を乗り越え本番へ 教育

ギター・マンドリンクラブ

5月13日号

シズル感を感じる作品展

シズル感を感じる作品展 文化

5月27日からシリウスで

5月13日号

平和祈る「百万本のバラ」

平和祈る「百万本のバラ」 文化

加藤登紀子さんコンサート

5月13日号

トランポリンを寄贈

トランポリンを寄贈 社会

大和中ロータリークラブ

5月13日号

市の管理職女性は51人

新年度は207人で船出

市消防団

新年度は207人で船出 社会

新入団員を募集中

5月6日号

好評!永代供養墓「博愛の絆」

綾瀬中央霊園の『新しいお墓のカタチ』が人気。問合せは0120-70-2504

http://www.hakuainokizuna.com/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月6日0:00更新

  • 4月29日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

大和版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2022年5月13日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook