厚木版 掲載号:2013年2月22日号
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横内謙介の劇場シアター談義 ―21―

企業メセナ

 ちょっと自慢です。今扉座の稽古場のある錦糸町のすみだパークスタジオで『幻冬舎プレゼンツ・つか版忠臣蔵』という公演をやっています。この作品は昨年6月厚木でも上演したんですが、在りし日のつかこうへいさんの担当編集者だった幻冬舎の見城徹社長が観て下さって「傑作だ、もっと多くの人に見せたい、出来れば安く」と全面的バックアップを申し出て下さり、実現しました。バブルの頃に、メセナと称した文化支援活動が企業で流行しましたが、その後まったく廃れております。このご支援は有り難いのはもちろんのこと、きちんと成功させて、我が国の文化復興の手本にしていかなきゃイカンと心して公演に向かっています。

 見城さんは仰有いました。幻冬舎が成功して、お金は出来たが、もう資本家のために働く気はない。それよりも、大事だと思うもの、本当に面白いと思うものを人に届け続けていきたいんだ。

 経済最優先で、文化とか楽しみとか、人の心を豊かにするものが後回しにされる不況時代が長く続きました。見城さんはその時代の数少ない成功起業家ですが、その精神の根底に、熱い思いがあり続けることに深く感銘を受けます。そしてこういう真のメセナが、この国でもっと育つことを願います。



劇作家・横内謙介
 

第17回建築家展

~リフォームか、建替えか~ 2月23日~25日プロミティあつぎで開催

http://www.asj-atsugi.jp/

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