社会奉仕団体「厚木マルベリーライオンズクラブ」の結成式が9月9日、厚木アーバンホテルで開かれた。市内には厚木・厚木さつき・厚木もみじの3クラブがあり、国際協会から承認されると4クラブ目の団体となる。
新クラブの結成は、厚木さつきライオンズクラブ(矢嶋秀昭会長・会員56人)の事業の一環。昨年6月、同クラブ内に12人でマルベリー支部を設立し、独立に向けた準備を進めてきた。
クラブの名称「マルベリー(桑の実)」は昔、市内で養蚕が盛んだったことから命名された。クラブの結成会員は34人。女性が26人と多く、年代も20歳代から60歳代と幅広い。また、入会金や会費をこれまでのクラブよりも安く設定することで、若い世代の入会を促進させるねらいがある。
この日の結成式には同クラブの会員のほか、地区ガバナーの佐藤精一郎氏をはじめ、近隣のクラブの会長などおよそ100人が参加した。
佐藤ガバナーや矢嶋会長、マルベリークラブ会長予定者の北村利根氏などが国際協会へ提出する申請書に署名し、認証状伝達式(チャーターナイト)を11月17日(土)に行うことを確認。結成記念事業として、【1】老人ホームへの美容セラピー【2】児童福祉として里親会への援助【3】FC厚木ガールズ女子サッカーチームへの育成支援―を実施することを発表した。
北村氏は本紙の取材に「奉仕は自分の視野が広まって勉強になる。できることから行動に起こしていきたい」と話した。
ライオンズクラブは、世界207の国と地域に会員約135万人が所属し、地域社会のニーズに応える奉仕を実施している。
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