小田原版 掲載号:2018年7月7日号
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協力者マーク「マゼンタ・スター」を考案した 飯山 智史さん 酒匂中学校出身 22歳

優しさつなぐ一歩

 ○…困っている人がいる。助けたい、声をかけたい。けれど勇気が出ない。誰かの優しい気持ちを後押したいという夢を掲げ、昨年9月東京大学の友人とエンパワープロジェクトを立ち上げた。国連の持続可能な開発目標「人や国の不平等をなくす」ことを目指し、協力者マーク「マゼンタ・スター」を考案。「このマークを着けていれば、手助けできるという意思表示になる」。自ら手を差し伸べる一歩。優しい社会にならないかと模索する。

 〇…4歳上の姉と両親の温かい家庭に育った。小学校5年生からバドミントンを始め、酒匂中学校では全国大会に出場。湘南高校へ入学し、大好きなバドミントンを続けながら学校行事に没頭した。体育祭では、3年生で団長の大役を任された。1年かけて仲間と築いた体育祭の思い出は今でも宝物だ。

 〇…一浪し、東京大学へ進学すると都内で一人暮らしを始めた。満員電車の息苦しさ、忙(せわ)しない大学生活もなじめなかった。「それまでの僕は、とても楽しかった。楽しすぎたのかもしれない」。順風満帆な生活から味わった初めての孤独は、大都会で「社会への不信」に変わった。3年生になると大学へも行かない日が増えた。鬱々とした気持ちから立ち直ったのは、「目の前の人のことをもっと考えてみたらどうか」という教授の一言。文学部から医学部に転部し、メンタルヘルスについて研究する。

 〇…「誰かのほんの少しの優しさや一言で救われることがある」。活動をするなかで批判を受けることや理解されないこともある。それでも「いろんな意見があっていいはずだ」と耳を傾けるよう心がける。「誰かに優しくするのは勇気がいる。だけどそのほうが自分もうれしいはずだから」。一歩一歩活動を広げる。

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