日本陸上競技選手権大会のマスターズ種目M55・1500mで優勝した 仲本 智之(さとし)さん 小田原市荻窪在住 56歳

掲載号:2019年7月27日号

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走ることが心の支え

 ○…「こんなことが自分の人生で起こるのか。信じられない」。6月末に開催された国内最高峰の陸上大会にマスターズの代表として出場した。1000m過ぎで先頭に立ち、残り100mでライバルたちを振り切り、4分41秒31でゴール。「その時のことは、夢の中にいるようで覚えていない。会場に駆けつけてくれた女房に『おめでとう』と声をかけられ、『優勝したんだ』と実感した」と日焼けした顔で喜びを語る。

 ○…ダイエットを目的に32歳でランニングを始めた。「当初はただ体重が減るのが励み。でも段々速く走りたくなって」。医療関係の会社員として働きながら朝のトレーニングも開始。記録も伸びてきた矢先、40歳で仕事の重圧からうつ病になった。「生きるのも辛く苦しい。そんな毎日の心の支えが『走る』ことだった」。6年かけて病を克服。大会でも結果を残せるようになり、昨年の神奈川マスターズで念願の優勝を果たした。「走る仲間たちがいる喜び。レース前の緊張感も、生きているからこそ」と微笑む。

 ○…たまたま雑誌で目にした革修理の仕事に興味を持ち、45歳で起業。藤沢に店舗を構えた。「技術の習得の難しさはあるが、すべてはサービス業」と地道に続けてきた結果、「ここじゃなきゃ、任せたくない」と言う常連客もつくようになった。「直接ありがとうが聞ける貴重な仕事」と誇らしげに今日も工房に立つ。

 ○…結婚と同時に小田原へ来て25年。電車通勤での読書が楽しみ。「店のブログのために、文書のコツを学びたい」と勉強熱心だ。たまの休みには妻と食事に出かけるが、話題は大学院生と大学生になった子どもたちのことばかり。「一生懸命に続けていれば、誰かが見ててくれる。自分の道を信じて進んでほしい」と父親の顔を見せた。

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