小田原の殺陣ワークショップで講師を務める 米山 勇樹さん 横浜市在住 42歳
影の演技でも主役になれる
○…時代劇で迫力ある立ち回りを演じる日本の伝統文化「殺陣」。昨年初開催された小田原のサムライ育成プロジェクトに講師として初参加。定員を大幅に上回る反響から、今年もメインの講師を務めることが決まった。幅広い年代層から応募があることを知り、「興味を持っていてくれることがうれしい。けが無く指導しながら、殺陣の魅力を伝えたい」と意気込む。
○…大河ドラマにも出演し、第一線で活躍するパフォーマー。4年前、演技する上で軽い甲冑に興味を持ち、北條手作り甲冑隊の教室に参加した。その参加者から「出演している一夜城まつりで殺陣演舞をしたい」と声があがり、指導を引き受けた。「年配の方が多かったが、その熱意がすごかった」。この講習会をきっかけに「北條五代祭り」に自身の出演も決まり、現在は鴨宮に教室を開き、殺陣の魅力を伝えている。「甲冑隊がつないでくれた小田原との縁ですね」
○…相模原市出身。大学卒業を前にやりたいことが見つからず、「たまたま目についた俳優養成所の広告に飛びついた」。講義の一環で習った殺陣で「どんな相手にも合わせる、無駄のない動き」にくぎ付けになった。大河ドラマ専属殺陣師の林邦史朗氏に師事し、『北条時宗』『新選組!』などの現場を体験。「普段は影の演技、でも殺陣が主役になれる舞台があってもいい」と30歳で独立し、殺陣チームを創設した。海外からの出演依頼も増え、その手ごたえを感じている。
○…武士の環境に近づけようと、自分を追い込みたい時は、地べたで寝て過ごすなどストイック。駆け出し時代に飲食店のバイトで培った料理が趣味で、特に中華は大鍋を使う本格派だ。息抜きはサッカー観戦と映画鑑賞。「気軽に見れるアクションやコメディーが好き」と微笑んだ。
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