(公社)小田原青年会議所(JCI小田原)の第65代理事長に就任した 宮川 勝行さん 湯河原町吉浜在住 39歳
「成長するために行動する」
○…地域づくりの仕掛けを通じ、座学では得られない経験を重ねる(公社)小田原青年会議所(JCI小田原)の新理事長。今年は世界各国のリーダーが集う国際アカデミーを小田原エリアで初開催するなど、広い視野での活動を予定する。「海外の会議所メンバーとの交流はプレッシャーもあるが楽しみ」と前向きな笑顔を見せる。
○…生まれ育ちは湯河原。中央大学法学部を卒業後は弁護士を志し、都内の法律事務所に勤めたが、IT化の波に試行錯誤する社会保険労務士の父親をサポートしようと軌道修正。24歳で地元へ戻り、その年に社労士試験に合格。業務を引き継いだ顧客に勧められたのがJCI小田原。まちづくりに本気の仲間を目の当たりにし、「食らいつくように」行動を共にした。「全国を飛び回る先輩の姿が刺激になった。『行動することの大切さ』を自分がどこまで体現できるか頑張りたい」
○…現在は妻と6歳の息子、両親と暮らす。空手や読書、旅先でのまち歩きといったこれまでの日常は、魚獲りや植物観察といったわが子との外遊び時間に変わった。加えて今年は組織トップとしての会合も下戸ながら覚悟の上。「今まで以上に多くの人と関わり、自分にとっても変わっていくきっかけになれば」
○…今年は自身も含め20人ほどがJCI小田原を卒業し、次世代のメンバー育成も課題の一つ。「まちづくり、ひとづくりも継いでいくのがJCI小田原」との思いも込め、今年のスローガンは「進展〜Be Better〜」とした。思いの原点はこれまで経験してきた「昨日より今日、今日より明日に成長するために行動する」との信念。これまで経験してきたまちづくりへの思いを込め、ラストイヤーを駆け抜ける。
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