神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

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小田原市ラグビーフットボール協会の会長 高橋 敦朗さん 市内中町在住 58歳

公開:2015年10月24日

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スクラム組んで地域活性

 ○…昨年の秋、県ラグビー協会に務める先輩から「県西部には協会がないからやってくれないか」と声がかかった。二つ返事で引き受け、会員集めに奔走。「あの人は経験者じゃないかな」と話を聞けば、足を運んで口説き落とした。今年6月に小田原が2019年ラグビーW杯日本代表の合宿地に決定したことで協会設立に弾みがついた。同時に手掛けていた子ども向けスクールの開催場所も確保し、無事開校。協会設立直後のW杯で日本代表が活躍したことで、ラグビーはかつてない盛り上がりを見せている。「この機を逃す手はない」。鼻息は荒い。

 ○…小学校ではソフトボール、中学では野球に熱中。身体を動かすのが好きだった。高校でも野球をやるつもりで東海大相模へ進学するが、選んだのはラグビー部。「タイミングを逃しちゃったんだよね」と風貌とは裏腹におちゃめに笑う。持ち前の運動神経でめきめきと頭角を現すと、『ナンバー8』を背負い、花園での全国大会や国体にも出場した。40年近くたった今でも血が騒ぎ「経験者はやっぱりまたやりたいんだよね」。目下、マスターズクラスでの復帰も思案中だ。

 ○…自身の営む飲食店で協会のメンバーが集い夜な夜な開かれる作戦会議。「せっかく合宿地になっても何も準備がなくてはつまらない」。底辺の拡大に、と始めたスクールもその一環。孫を通わせているが「まだ興味がないみたいで」と残念そう。それでも「いずれやる気になった時のためユニフォームは揃えてある」と翻意を心待ちにしている。

 ○…「監督が日本代表をガラリと変えた。今回のW杯で世界と戦えたのは、今まで『体格的に劣るから』と捨てていたフィジカル面を改革したからじゃないかな」と、躍進の要因を一ファンとして分析する。協会の新たな指揮官は、「ラグビーで地域活性化」に向けどのようにスクラムを組むのか。ワンフォーオールの精神で突き進め。

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