谷津田原公園愛護会 48年に渡る活動に団体賞 「憩いの場」創出に評価
市内公園の美化や保全などに取組む優良な公園愛護会を表彰する「平成25年度横浜市公園愛護会」表彰式が14日行われ、48年間に渡り公園整備に取り組む「谷津田原公園愛護会」(小柳新一会長)が団体表彰を受けた。
市公園愛護会は、市が公園近隣の自治会や町内会に依頼し結成される団体。公園の清掃や草刈り、利用者へのマナーの呼びかけなどの活動を行う。市は1965年に制度化し、2013年3月末現在、2405団体の登録がある。
同会は公園のある北八朔町で1965年に発足。公園周辺の景観保護、防犯対策に長期にわたり取組んでいる点が評価された。
住民交流、公園を中心に
長きにわたる公園整備活動は、地域住民同士の交流の機会創出にも一役買っているという。同会では月1回の清掃、草木の刈り込みのほか、盆踊りや防災訓練などを主体的に行っている。 小柳会長は「公園の整備にとどまらず、住民の憩いの場を作りたい。人々が集まる場所である公園を中心に住民同士の顔が見える付き合いを促していければ。核家族化が進む都市部では地域の絆づくりが必要」と話し、受賞を喜んだ。
同会を推薦した緑土木事務所は「公園の危険箇所などの報告をしてくれて助かっている。今後も協力して公園整備に当たっていきたい」としている。
市はほかに、10年以上公園愛護会の会長を務めた個人にも表彰を行った。
緑区からは「十日市場神明下公園愛護会」長谷川廣志氏、「十日市場北公園愛護会」山崎道夫氏、「上山町谷公園愛護会」根立明氏、「上山町南公園愛護会」宮治俊雄氏、「上山町北第二公園愛護会」森洋子氏の5人が表彰を受けた(13年3月末現在の敬称)。
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