神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
緑区版 公開:2024年4月25日 エリアトップへ

地域子育て支援拠点 DX対応でサイト新設 6月開始のアプリと連携も

社会

公開:2024年4月25日

  • X
  • LINE
  • hatena
公開中の新サイト
公開中の新サイト

 横浜市は地域子育て支援拠点の専用サイト(https://kosodatekyoten.city.yokohama.lg.jp/)を4月から開設した。市によるDX(デジタルトランスフォーメーション)戦略の一環で、6月公開予定の市の子育て応援サイト・アプリ(仮称)と連動し、市民の利便性向上や職員の業務負担軽減を図る。

 地域子育て支援拠点とは就学前の子どもとその保護者が遊び交流するスペースや、子育て情報の提供などを行う拠点のこと。各区に1〜2カ所あり、無料で利用できる。また各拠点は住民同士が子どもの一時預かりを行う「横浜子育てサポートシステム(子サポ)」の運営機能も有している。

 今回のサイト開設は、同拠点と子サポの新システム稼働に伴うもの。

 従来のシステムは約20年前から運用されており、利用者は原則拠点に訪問して各種手続きが必要だったほか、拠点の運営法人は利用者情報を紙ベースで管理し、事業の報告はメールで市の担当部署とやり取りしていた。市民の利便性や行政の業務効率化を図るため、市によるDX戦略の一環として新システムを構築することになった。

 新システムで重視されたのは【1】市民との接点のデジタル化【2】情報の一元管理【3】業務プロセスの効率化【4】6月に公開予定の子育て応援サイト・アプリ(仮称)との連携。

手続きオンライン化

 具体的にはアカウントを作成することでスマートフォンやタブレットから各支援拠点の利用登録や講座等の申込みができるようになるほか、「これまで4連の複写紙で書いていた」ような子サポの活動報告書もオンラインでの提出が可能になる。これに伴い、4月からは支援拠点の入退出がシステムを利用した二次元コードの読み込みに変更になった。

 今後は市の子育て応援サイト・アプリのリリースに伴い、同アプリ内でこれらの操作が可能になる予定。市では「サービスの利用状況の分析も可能になるので、より細やかな情報提供に役立てたい」としている。

緑区版のトップニュース最新6

先進事例として栄冠

霧が丘ぷらっとほーむ

先進事例として栄冠

かながわ福祉サービス大賞

5月2日

子育てに「ゆとり」創出

山中市長インタビュー

子育てに「ゆとり」創出

直接支援で実感へ

5月2日

緑区からボートレーサーに

東本郷在住植竹玲奈さん

緑区からボートレーサーに

28年ぶり、デビューは5月

4月25日

DX対応でサイト新設

地域子育て支援拠点

DX対応でサイト新設

6月開始のアプリと連携も

4月25日

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月18日

「地域活動のきっかけに」

緑ふれあいサロン

「地域活動のきっかけに」

次代の担い手を醸成

4月18日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月18日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook