南万騎が原駅近くで整備されていた「柏町市民の森」が9月1日(火)に開園し、11日(金)に開園式が行われる。柏町市民の森愛護会(小林勝会長)も発足し、森の認知を高めようと活動を進めている。市民の森の開園は旭区内で5園目。
横浜市の市民の森制度により、昨年12月から整備されていた「柏町市民の森」(柏町107番地1)。約1・9ヘクタールの緩やかな斜面の樹林地で、所有者の意向により市民の森として整備されることになった。園内は散策エリアと自然保護エリアに分けられる。散策エリアでは針葉樹林と雑木林の2コースの散策路や広場を設置。同所は駅前という立地だが、スギやヒノキ、コナラ、クヌギなどさまざまな木々があり、豊かな緑が広がっている。「昆虫もいるようなので、ぜひ自然に親しんでもらいたい」と同愛護会の小林会長は話す。
市では1971年から市民の森制度による事業を開始。緑地を保全するとともに、市民の憩いの場として利用される森を整備する。現在、市内では42カ所(約507ヘクタール)が指定されており、旭区内では矢指、追分、南本宿、今宿の4カ所が開園している。
安心・安全な森に
愛護会は南万騎が原自治会が主体となり結成。今後は月2回ほど清掃活動を行っていく予定だという。小林会長は「今まではうっそうとしていたが、整備されて明るい森となった。地域の皆さんの意見を聞きながら、魅力ある森にしていきたい」と話した。
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