大和市立大和中学校(松岡路秀校長、生徒数814人)の吹奏楽部が3月1日午前10時30分から、東京ディズニーリゾートのディズニーシー・プラザで約20分間の持ち時間で「アラジン」など5曲を披露する。
大和中の吹奏楽部(平石孝太顧問、美根あゆみ部長)は1年生24人、2年生26人、3年生29人の総勢79人。1日の演奏会には部員全員が出演を予定しており、卒業式を13日に控えた3年生にとっては卒業記念演奏にもあたる。
「ディズニーランドで演奏したい、というのは生徒たちの夢でした」と話すのは平石教諭。生徒がインターネットで募集企画があるのを見つけたのがきっかけになり、2年越しに練習を重ねてきたという。「ディズニーでの演奏は狭き門。県大会金賞以上の実力とともに、立ち居振る舞いやマナーなども問われるといわれています」(平石教諭)。
ディズニーでは土曜・日曜に幼稚園から一般までの演奏枠を設けているものの、1日1組の演奏で審査も厳しい。大和中の吹奏楽部と交流がある水戸市の大成女子高校吹奏楽部がディズニーでの演奏経験があることを知り、顧問の船山貴司教諭にアドバイスを求めた。
「最初に船山先生に送ったDVDは全然だめで、出演には程遠かった」と振り返る平石教諭。生徒たちは『ディズニーランドへの挑戦』を掲げ、毎日の生活でも「笑顔」を意識するようになったという。「挑戦」を通して、仲間の大切さや音楽の楽しさ、演目を追及する厳しさを学んでいった。
今回、初応募で見事、念願の演奏枠を射止めた大和中の生徒たち。ディズニーでは司会やパフォーマンスも演奏に織り交ぜる。
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