2016年も残り、あと1週間あまりとなった。本紙の掲載記事を通して、今年1年間の大和の出来事を振り返る。
シリウス始動
計画から設計、建設と長きにわたって事業が進められてきた文化創造拠点が11月3日、開館した。
本紙でも4月に「準備進む」と取り上げたのを皮切りに、6月には「東側プロムナード、花壇などの植栽撤去」、7月に「市立図書館、8月末で休館、移転へ」と、準備に向けた動きを追い続けてきた。11月4日号では、愛称がシリウスとなったことを報道。翌11日号では特集を組み、施設概要などを紹介した。11月末には、来館者が23万人を突破し、大和市の人口を超えた。
女子サッカー飛躍
今年、大和では女性サッカー界でさまざまなニュースがあった。
1月には前年の女子ワールドカップカナダ大会で準優勝となった功績を称え、市にゆかりの大野忍、川澄奈穂美、上尾野辺めぐみの3選手に市が特別表彰を行い、大和駅西口で式典が行われた。またこの日、西側プロムナードの愛称が「なでしこの道」となり、標示板除幕式も実施された。
9月には大和シルフィードU―18に所属するゴールキーパー、水口茉優選手がU―17女子ワールドカップヨルダン大会の日本代表に選出された。
同じく9月には、シルフィードがチャンレジリーグプレーオフ順位決定戦で2位となり、2部昇格をかけた入替戦への切符を手にした。11月の入替戦では敗れたものの、来季につながるシーズンとなった。
支援の輪広がる
4月14日の大規模地震以降、大きな揺れが続いた熊本地震。大和市内でも様々な支援の動きが広がった。発災翌日の15日には、大和中央シティ、大和リバティ両ライオンズクラブが、他のクラブと共に大和駅前で募金活動を実施。その後も、ボーイスカウトやガールスカウト、青年会議所、県人会連合会など、多くの団体が募金活動を行った。
また、重い心臓病を患った市内在住の男児、迫原大輝君のアメリカでの心臓移植を支援しようと1月、だいちゃんを救う会が発足。約3億2千万円を目標に募金活動が行われ、5月後半には2億5千万円を超えた。7月に渡米した大輝君はすぐに提供者があり、移植手術を受けて成功。年明けの帰国をめざして治療を続けている。
認知症備え宣言
大和市政では、9月、市が「認知症1万人時代に備えるまち やまと」を宣言。超高齢化社会を迎えるにあたって、様々な施策に取り組んでいくと発表した。
直木賞に青山氏
1月には、市内在住の作家、青山文平さんの作品が直木賞に選ばれ、3月に市民栄誉賞を受賞。市役所前に手形モニュメントも設置された。
世界の舞台で活躍
そのほかにも今年は、市内在住の人たちが世界で活躍した。
8月には大学生で、アリーナつきみ野SC所属の青木智美選手が、リオ五輪の水泳女子800mリレーに日本代表として出場。アルティメット世界大会に日本代表チームの選手兼監督として出場した吉川洋平さんは準優勝を果たした。また8月には、林間小5年生の原崎柊君が、ポケモンの世界大会で準優勝となった。
来年はどのような1年になるのだろうか。
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