「アミューあつぎ映画.comシネマ」の支配人に4月26日付けで就任した 青山 大蔵さん (株)デジタルプラス取締役 45歳
仕事も恋も節目は映画
○…厚木に映画館が6年ぶりに帰ってきた。運営にあたるのは、映画宣伝会社(株)デジタルプラス取締役で「アミューあつぎ映画.comシネマ」支配人のこの人だ。4月26日の開業初日を終え安堵の表情をみせる。映画を観たお客さんから直々に感謝の言葉をかけられ「感動を通り越して震えました。やって良かった」と充実感をにじませる。2008年に閉館した「厚木テアトルシネパーク」の再生事業候補者を募集していた市や有識者を前に昨年プレゼン、数社の中から選ばれた。それからは、配給会社との交渉や、作品の選定など「やるからには俺しかいない。魂を込めてやる」と使命感に燃えた。
○…主に新作のメジャー作品を上映するシネコン全盛の中で、ミニシアターの開業は快挙だと力を込める。子どもからシニア世代までが楽しめるように、2スクリーンで、2週間に1度作品を入れ替え、過去の名作や話題作を上映していく。映画を観る前も後も、語り合える居心地良い空間を目指す。ミニシアターの役割は、クリエイターに門戸を開き、土壌を作ることだという。「若い作家の芽をつんでしまうことがないように。ミニシアターがあれば発表の可能性が広がる」
○…デジタルプラスの取締役就任は11年に決まっていたが、「経営を学びたい」と同年「K.I.T.虎ノ門大学院」に入学。「渋谷のミニシアター再生」という研究テーマを発表したところ共感を得て、多くの賛同者が集まった。それからはとんとん拍子。ヒカリエで『渋谷真夜中の映画祭』を立ち上げ、支持を得たことが大きな自信になった。今後はヒカリエとアミューを結び、映像イベントをする「R246計画」構想も。
○…大阪生まれ。妻とはフランス映画『愛さずにいられない』の話で意気投合し、そのまま結婚したそう。「人生のターニングポイントには映画がある」と話す物腰柔らかな姿勢が印象的。川崎市高津区在住。
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4月19日