厚木市・軍浦市高齢者親善ゲートボール大会派遣団団長の 三橋 道明さん 小野在住 83歳
仲間が増えれば楽しみが増える
○…厚木市の友好都市のひとつ、韓国・軍浦市との高齢者親善ゲートボール大会が11月8日に行われ、同大会派遣団の団長として軍浦市民をもてなした。「厚木に来てよかった」と思ってもらえるように、大会後の打ち上げでは自らも歌を披露し、会の盛り上げに一役買った。「これからの国際化時代、政治以外でも市民同士の交流が大事」。
○…同団団長は、市老人クラブ連合会会長と兼任の役職。今年で6年目。今年5月からは公益財団法人神奈川県老人クラブ連合会の理事長も務め、高齢者が「『健康寿命』を延ばし、培った知識と経験を『地域づくり』に活かすこと」をテーマに取り組む。「これから高齢者が増えてくる。自分たちが前例になって後の世代にバトンタッチしていくのが使命じゃないかな」と、微笑みながら話す。
○…小野に生まれ育ち、家を継いで14代目。学生のころは陸上競技に明け暮れ、高校卒業後に教育の道へ進む。小学校から県教育委員会、市教委を経て、厚木小学校の校長として職務を終えた。「名前だけでもいいから」と誘われて入った老人クラブは、それからおよそ四半世紀関わることに。市内91クラブ、5千人の会員をけん引。「雨の日でも一歩外に出てれば、出会いがあるかもしれない。仲間が増えれば、楽しみも増える。私も自分に問いかけて、道筋を考えている。自分との戦いですよ」。
○…3人の息子は、同じく教育者に。孫3人が成人してから、「一緒にお酒を飲めるのが楽しくて楽しくて」と目尻が下がる。老人クラブ全国大会に、市連合会の秋の旅行行事と、手帳には予定がびっしり。「畑の手入れができなくて、草が生えて大変だよ」と困り顔。「楽しい思い出が元気の源。夢?女房と行ったことのない国内の旅行にいきたいね」。料理上手な妻と二人暮らし。好きな料理を問えば、「今の時期は生姜の佃煮がおいしいね」。仲睦まじい夫婦の姿が目に浮かんだ。
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4月19日