公益財団法人厚木市文化振興財団の理事長に6月5日付で就任した 平井 広さん 妻田東在住 65歳
文化芸術振興の調整役
○…2011年に公益財団法人に認定されて以降、2代目の理事長に就任した。13年に施行された「厚木市文化芸術振興条例」内にある文化芸術団体の規定には、財団が大きな役割を果たすことが期待されている。「子どもから大人まで、厚木市民のための文化芸術振興をどのようにしていったほうが良いか。条例をよく理解し、理事の皆様、評議員の皆様と議論を重ね、相互調整をしながら財団運営に努めていきたい」と話し始めた。
○…指定管理者として厚木市文化会館の管理運営をはじめ、有名アーティストによるコンサートなど自主事業を通した鑑賞機会の提供、調査研究など、財団の役割は多岐にわたる。文化会館は1978年の運用開始以来、約40年間にわたって市民に親しまれ、昨年度は年間25万5千人が利用している。「厚木市民に居心地良く使って頂いて、他の市や県から訪れた人には『厚木って良いよな』と言ってもらえるように、職員の皆さんと一丸となって頑張っていきたい」と語る。
○…東京電機大学を卒業後、小鮎中学校で理科教師としてスタートを切った。心がけてきたことは「一人ひとりの子どもの幸せ、親御さんの手助けになること、学校の先生をサポートすること」。荻野中教頭、教育委員会学校教育課長、依知中校長などを歴任。その後、教育長を2期8年務めた。「人の縁の中で人生を歩んできた。その時その時の与えられた仕事を自分の使命だと思って一生懸命やってきました」と振り返る。
○…現在は玉川大学客員教授の顔も持つ。「趣味らしい趣味がないことに気が付いた」と笑うが、自転車や温泉めぐりが息抜き。親の写真が飾ってある仏壇に手を合わし、毎朝線香をあげることを日課にしている。これからの目標については「みんなが働きやすい職場環境、地域環境を含めて、人の役に立てるものがあれば丁寧に穏やかにやっていきたい」と目を細めた。
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4月19日