神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
逗子・葉山版 公開:2016年4月22日 エリアトップへ

第61代逗子市議会議長に就任した 菊池 俊一さん 逗子市桜山在住 46歳

公開:2016年4月22日

  • LINE
  • hatena

活発な議論、一層推進を

 ○…初のかじ取り役への就任に「重責を担った。緊張感を持って臨む」と襟元を正す。これまで2度の副議長や議会運営委員長などを歴任してきた。現市議会について「議員一人ひとりが意見を持って議論できる土壌がある」とみる。時に喧々諤々と議論を交わし、市民の声を市政に届けることこそ議員の本分。「そうした活発な議論を削ぐことなく、議長として推進したい」。議会の「見える化」を目的としたIT改革や行政視察にも意欲をにじませる。

 ○…中学1年生のときの経験が政治に関心を持ったきっかけ。当時、米軍家族住宅地区の住宅建設問題で民意が2分された真っ只中。教師にすら「容認派か、反対派か」と色分けされる異様な光景に疑問を感じた。「色々な意見があるはずなのに、なぜ2つに分けるんだろう。他に方法はないのか」。以来、池子問題は記憶の根底にあり続けた。その後会社勤めを経て、国会議員の秘書として政治の世界へ。行政との折衝や住民の声の届け先など、政治家としてのいろはを学んだ。

 ○…「サイレント・マジョリティー(静かなる多数派)の代表者たれ」が政治家としてのモットー。積極的に発言こそしなくとも、住民大多数の声なき声がある。その理念のもと、議会では取り分け市の対応を厳しく質してきた。自らを「海岸議員」と称し、クラブ化で治安や風紀の乱れが社会問題化していた逗子海岸の改善に率先して取り組んできたのもそんな理由からだ。

 ○…日本一厳しい条例が施行されて2年。「家族の海」を旗印に逗子海岸は健全化に向かっている。これまでは住民と組合の対立構造が際立ったが、「今は組合も地元が何を求めているか努めて理解してくれている」と評価。今夏両者の信頼関係が築けるかが鍵と考えている。こだわってきた海との今後の関わり方を問うとこう返した。「今年は心配しないで楽しみたい。自分が心から楽しめたら、家族の海も本物だと思うんです」

本まぐろ直売所

4/26~5/6は休まず営業、毎月第2・4土日は特売日!

https://www.yokosuka-honmaguro.com/

<PR>

逗子・葉山版の人物風土記最新6

小田 乃梨さん

今回から葉山芸術祭の実行委員を務める

小田 乃梨さん

葉山町一色在住 41歳

4月26日

志原 光徳さん

第54代逗子警察署長に就任した

志原 光徳さん

逗子市池子在住 58歳

4月12日

柳川 謙司さん

第75代葉山警察署長に3月19日付で就任した

柳川 謙司さん

横浜市在住 59歳

3月29日

大竹 則彦さん

葉山町制100周年PR大使に就任した「ミューシー」を生み出した

大竹 則彦さん

葉山町下山口在住 67歳

3月15日

後藤 慶幸さん

2月25日に開催された「Jazz in 鎌倉」の実行委員長を務めた

後藤 慶幸さん

逗子市在住 64歳

3月1日

平尾 香さん

リビエラ逗子マリーナ内レストランで自身の企画展が開かれている

平尾 香さん

逗子市新宿在住 51歳

2月16日

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

逗子・葉山版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

逗子・葉山版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook