逗子・葉山版 掲載号:2017年11月3日号
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合同会社アタシ社代表社員で「第1回逗子ブックフェア」を企画したミネ シンゴさん逗子市山の根在住 33歳

人生観変える一冊探して

 ○…昨年末、逗子駅前にあった市内では数少ない書店が閉店した。時代の流れなのかもしれない。でも、心に隙間風が吹くような寂しさを感じた。逗子という地で、本を生業にしてきた自分に何かできることはないだろうか。導き出したのは、本に携わるエキスパートが思い入れのある一冊を紹介する新書市。特に多感な世代に焦点を当て、多彩な150タイトルを用意した。「心に響く本がきっとある。人生観を変えるかもしれない一冊と出会ってほしい」

 ○…美容師から編集者に転身した異色の経歴。現在、逗子で唯一の出版社「アタシ社」の代表を務めている。持病で腰を痛め、美容師の道を断念したものの、ファッションではない切り口で美容業界に光を当てたかった。そこで目をつけたのがメディア。業界誌の編集を経て、大手出版社の在籍時に美容文芸誌「髪とアタシ」を創刊した。沖縄の離島で唯一の美容室を立ち上げた男性、93歳で今も現役で働く国内最高齢の女性美容師。目を凝らせば、業界には有名人ではなくとも心打つ人生模様がいくつもあった。

 ○…「多感な時期にいい本に出会ったら、人生観が変わってたかな」。サッカー一筋に打ち込んできた高校時代。実は全くといっていいほど読書に関心がなかった。転機は19歳のとき「原因と結果の法則」という一冊と出会って。結果には原因が伴う。今になれば当たり前のロジックだが、当時は目から鱗が落ちる思いがした。以来、小説だけでなく、エッセイやビジネス書まで。気になる本があれば片っ端から読み漁るようになった。

 ○…自分にとって特別な本と出会えれば、全く別の人生になるかもしれない。今や言葉の持つ無限の可能性を信じている。今回のブックフェアのテーマは「10代の自分に今贈りたい本」。自らの一冊を選ぶとすればと問われてしばし考え、こう返した。「自分の雑誌を見せてあげたい。絶対に本に関わる仕事なんてしてないと思っているので」

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