躍動感溢れる演奏で日本一に 創作和太鼓集団打鼓音(だこおん)
区内十日市場町を中心に活動する『創作和太鼓集団打鼓音』(=特定非営利活動法人打音鼓、渡邊晃伸代表)が先月18日、和太鼓演奏の技を競う「太鼓祭inくまがやドーム2011日本一決定戦」に出場し、初優勝を成し遂げた。
打鼓音は、学校法人国際学園星槎(せいさ)高等学校の和太鼓部設立がきっかけとなり、地域の高齢者施設などでの演奏や太鼓教室の開催などを行っている団体。
当日は、複数人で合奏する組太鼓の部で力強い演奏を披露し約2万人の観客を魅了した。組太鼓の部には8チームが出場したが、5000人の一般投票形式で行われた審査で他のチームに大差をつけ優勝した。
同大会は、毎日新聞社と日本太鼓協会が主催するもの。打鼓音は昨年9月、日本一決定戦の出場権をかけた「太鼓祭東日本一決定戦クレア鴻巣」で優勝。その切符を勝ち取っていた。
約50人のメンバーから強化合宿などで選抜された14人は、区内の田奈中・霧が丘中生徒を中心に、十日市場小児童や主婦までとバラエティーにとんだ構成。今大会の演奏曲に選んだのは「打〜ism〜(ダイズム)」という曲で、団体結成時に初めて作られたもの。大会用に力強く躍動感溢れるようにアレンジが加えられた。
渡邊代表は「日ごろから”努力は裏切らない”をテーマに1位にこだわって活動してきたので、これまでやってきたことは間違っていなかったんだと実感しました。しかし日本一はひとつの通過点でしかないと思っています。日本の良い文化を今後は世界へと広げていけたらと考えています」と話した。
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