今年4月1日に緑消防団の新団長に就任した落合清治さんに、意気込みや団の現状などについて話を聞いた。
―新団長としての意気込みを聞かせて下さい。
「団長としての任期は4年間となっていますが、東日本大震災発生後、マグニチュード7級の首都直下型地震の発生も叫ばれています。消防団としては、大規模災害に備えて、日頃の訓練など、なお一層力を入れ団結していかなければと考えています」
―今後はどのような訓練を行っていきますか。
「昨年8月と今年3月にも実施した情報伝達訓練を今後も行っていきます。無線を使って本部や分団本部への情報伝達を確認する訓練ですが、今後は分団本部から各班との情報伝達訓練や、分団本部の運営訓練などを予定しています。そのほか、消化栓が利用できなくなったことを想定し、鶴見川などの水源からの遠距離中継送水訓練などもその一つです」
―今年の4月から施行された70歳定年制と、現在の団の現状は。
「70歳を過ぎても元気な方もいらっしゃいますが、緑消防団では、今年3月末に70歳以上の団員10人が退団されました。4月1日に11人が新たに入団し、全体で333人となりましたが、緑消防団としての定員370人には届いていません。団員の確保については、男性ばかりに執着せず、今後は女性への勧誘にも力を入れていきたい」
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