95歳率いる夫婦坂(めおとざか)倶楽部 「生きがい見つけてほしい」
「定年後の生きがいを見つけてほしい」との思いで、95歳になる代表が先頭に立ち活動しているサークルが区内にある。『夫婦坂倶楽部』(小林八郎代表)だ。
70歳で定年を迎えた小林代表は約5年間、小・中学生に卓球の指導を行っていたが、父兄らから「私たちも始めたい」との声が多かったことから、今から15年前に倶楽部を発足。現在は約50人が所属している。
主な活動は週2回の卓球。春と秋にはシングルスとダブルスのリーグ戦を実施している。今年も4月に入ってから春のリーグ戦が始まっており、メンバー同士楽しみながらの熱戦が繰り広げられている。
同倶楽部の特長は、卓球だけに留まらない点。エアロビクスのほか、バス旅行、俳句などで、体と心をリフレッシュしている。
また、倶楽部名の由来となっている区内霧が丘の「夫婦坂公園」で行っているラジオ体操は、倶楽部発足以来、欠かさず続けられている。小林代表は「私もそうなんですけど夫婦やメンバーと一緒に年を重ねる過程を楽しんでいきたい」と話した。
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